
みなさんこんにちは、リフォーム知識ゼロのなかともです。
リフォームは信頼できる会社に頼みたいですよね。ただ、信頼できる会社といってもいろんな会社がリフォームに進出してるし、なにを基準に会社を見極めれば良いか分からない方もいらっしゃるはず!まずは4つの視点から会社をしぼると良いですよ。
1. 建設業許可を得ているか
基本、建物の建設には建設業許可が必要です。しかし、リフォームは建設業許可を得ていなくてもできてしまいます。
- 500万円未満の工事をする場合
- 建物の新築・増築などで、1,500万円未満または150㎡(約45坪)未満の木造住宅を工事する場合
は建設業許可を必要としていないからです。リフォームでは500万円未満の工事が多いので、建設業許可を取っていなくても工事ができてしまうわけですね。極端な話、普段畑仕事をしていて建築に無知な人でも、500万円未満であれば工事できてしまう。。非現実なことではありますが、もし本当にそうだった場合を考えると恐ろしいです。できるだけ許可をとっている会社にした方が安心できます。
参考:建設業許可について
建設業とは、建設工事の完成を請け負う営業のことです。そして建設業法の目的は、悪質な業者から私たちお客を守ることです。
引用元:国土交通省より
建設業を営む営業所が、
- 1つの都道府県のみにある場合 →各都道府県知事が許可する「知事許可」
- 2以上の都道府県にある場合 →国土交通大臣が許可する「大臣許可」
があります。どちらかが上級なわけではありません。営業所がある都道府県の数の違いで、呼び方が変わるだけです。建設業許可をとっている=国や都道府県知事から認められた会社というわけです。許可が有効なのは5年(5年ごとに更新が必要)なので、いつ許可を得たのかもみておくと良いですね。
2. 建築士事務所の登録をしているか
設計を自社で行うリフォーム会社は建築士事務所の登録をしています。登録していない会社は、外注で設計を頼んでいます。外注で頼む分、費用が少し増します。
外注だと要望が人伝いになるので、直接要望を聞いてもらえる点や費用の事を考えると建築士事務所登録をしている会社を選んだ方が安心が増します。
3. 国家資格を持っている人が、リフォーム会社にどれだけいるか
大事なのは民間資格よりも国家資格です。リフォームに関する国家資格は以下のような資格があります。
引用元:国土交通省より
その中でも主なものが
- 一級建築士 規模や構造に制限がなく設計・工事管理ができる
- 二級建築士 設計・工事管理ができる建物規模に制限がある
- 建築施工管理技士 施工計画を作成し、現場での工事の進行を指揮・監督できる
- 木造建築士 木造2階建てまでの設計・工事管理ができる
です。国家資格は、建築系の専門教育を受けたり、実務経験が必要です。それだけきちんとした資格を持っている人がたくさんいる会社なら安心して任せられますね。
民間資格も専門の知識がいるので大切ですが、専門教育などを受けている訳ではないので、素質や経験によって力量に個人差があります。
4. 人柄・相性が自分に合っているか
会社が持っている資格がどんなに良くても、人との相性で決まる面が大きいです。実際、リフォーム会社を選んだ理由でも「対応の良さ」や「担当者の人柄」「提案内容の良さ」が上位を占めています。
引用元:ホームプロ「リフォーム会社を選んだ理由」より
ただし、愛想が良い=人柄が良いわけではありません。担当者との相性を見極めるには次の10項目を参考にしてみてください。
□ | 考えを押し付けたり、話を遮ったりせず、こちらの話(要望)を最後まで聞いてくれる |
□ | 商品知識が豊富。メリットだけでなく、デメリットも教えてくれる |
□ | こちらの話(要望)を聞いた上で、提案をしてくれる |
□ | こちらの要望を引き出すような質問をしてくれる |
□ | 感覚的な部分で波長が合う |
□ | こちらの要望の問題点を指摘してくれる |
□ | 話し合いの内容をメモしている、書面に残している |
□ | 他の会社の悪口を言わない |
□ | 契約を急かさない |
□ | 値引きをすぐにちらつかせない |
5. まとめ
- 建設業の許可の有無
- 建築士事務所の登録の有無
- 国家資格の従業員の保有数
- 担当者の人柄・相性
が会社選びのポイントになってきます。インターネットで調べても記載されていない場合は、直接リフォーム会社に聞いてみれば教えてくれます。むしろ教えてくれなかったら信用もなにもないです。記事を読んだみなさんが信頼できる会社と出会えますように…!
知識ゼロをイチに!