
みなさんこんにちは!リフォームの知識ゼロのメロスです。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今日はリフォームの流れ&全体像を紐解いていきます。
ついつい業者選びを先にしがち。でも、リフォームの流れと全体像を知っているのと知らないのでは、結果は大きく変わってきます。同じ道でも、帰りの方が早く感じるように、いったん流れと全体像がわかれば一歩踏み出しやすくなります。理想に近いリフォーム、スムーズなリフォーム、予算内のリフォームといったことを実現するためにも、会社選びに急ぐ気持ちを抑えつつ、今一度リフォームの流れと全体像をみていきましょう。
リフォームの流れ&全体像
1. 使うお金を決める
いつの時代も先立つものはお金。まず「予算○○万円」と決めましょう。やることやれないことを見極められます。最初に決めておいた方が楽です。下記の視点も忘れずに。
- いくらまでリフォームに使えるのか
- 自分の家にあてはまる国および県市役所の補助金は活用できるか
- 減税になる制度はないか
- ローンを組むか
2. 情報を集め、やりたいことや優先順位をまとめる
- 今の時代、リフォームはどこまでできるのか
- どんな会社がいいのか
- どんな材料(建材)を使うとよいのか
- どんな最新設備があるのか
など、情報を集め、家族会議を開きましょう。キッチンであれば、対面がいいのか、高さは何cmにするか、色はシルバーにするかなど決めましょう。やりたいことはメモ書きで残しておくと、次の業者選びが楽です。
3. 候補を5社ぐらい選んでおく
リフォーム会社といってもさまざま。簡単に分けても、6種類あります。
- リフォームだけ専門にやっている会社(ナカヤマとか)
- 新築もしている建設会社・工務店(住友不動産とか)
- 設備・家電メーカー(LIXIL、Panasonicとか)
- 家電量販店(ヤマダ電機とか、100満ボルトとか)
- 建築家
- 家族の知り合いのおっちゃん
ポイントは、やりたいことができる会社かどうかです。先ほど書いた「やりたいことメモ書き」があれば、基準となるため選べます。ここでは5社程を候補として残します。実際に現場をみてもらうまで、どんな会社かわかりません。いくらホームページがきれいであったり、評判が良くても、自分の志向と合うかどうかは会ってみないとわかりませんからね。
また、上記に加えリフォーム瑕疵保険(詳細は当ブログのこの記事参照)に加盟している業者かどうかも判断基準に加えても良いです。加盟している業者は一般社団法人 住宅瑕疵担保責任保険協会のホームページから確認できます。
5. 家をちゃんと見てもらう(現場調査)
候補となった会社には、家を見てもらいましょう。必ず複数の会社に現場を見てもらいましょう。理由は、現場調査の仕方・様子でその会社の質がわかるし、見積もりも比較できるからです。パッと見て帰る業者もいれば、じっくり見て帰る業者もいます。どちらに頼みたいですか?決まってますよね。値段だけでなく現場調査の仕事振りも、会社選びの判断材料にしてください。
6. 見積もりを依頼する
現場調査をしてもらい、見積もりを依頼しましょう。図面を用意して、やりたいことを伝えましょう。
7. 見積もり・プランを比較検討し、依頼する会社を決める
最初に設定した予算も念頭におきながら、出てきた見積もり書を比較し、リフォームを依頼する会社を決めます。ここから今後詳細な打ち合わせを重ねていくことになります。
8. 契約を交わす
打ち合わせを重ね、最終的な見積もり額とプランを確定させます。その後、依頼先と契約を交わします。
9. 着工
担当する現場監督から工程表をもらって、スケジュールの説明を受けます。リフォーム瑕疵保険(かしほけん)に加盟している会社の場合は、第三者の建築士が現場をチェックする場合があります。チェックは、引き渡し後になる場合もあります。
10. 引き渡し
リフォーム工事完了後に、依頼した人が確認を行い、保証書とともに引き渡しを受けます。
(参考図書: 佐川旭・林直樹 編著「最高の住まいをつくる『リフォーム』の教科書 PHPカジュアル実用BOOKS p.30)
まとめ
いかがでしたでしょうか。一番伝えたかったポイントは、リフォームを進めるためにも全体像と流れを知っておくということです。各段階での詳細についてはまた記事にしてきますよ!メロスでした!
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